築150年の古民家で、発酵食品を取り入れた料理を提供する「かもすや」。
手前味噌のこだわりは、地元のお米から作った自家製麹、無農薬の大豆、イチオシの塩。麹菌は、生きて人間の腸に生きて届くことで、腸内環境を整える役目をしてくれます。お店で販売されているものは加熱処理がされているものが多いそう。
体験では、古民家の庭で焚火をおこし、じっくりと大豆をゆでます。ゆっくりと火を通すことで、大豆は甘くなります。煮ている間は、火の番をしたり、回りの景色を楽しみながら、特製おやつで一服。
ゆであがったら大豆をつぶします。なめらかに仕上げたい、大き目の粒を残したい、などお好みにできるのも、自分で仕込む味噌ならではです。あとは、塩とこうじを混ぜ合わせれば、仕込み味噌の完成です。
基本を学べば、ご家庭のキッチンでも味噌を仕込めるようになります。麹が生きている手前味噌を、暮らしに取り入れるきっかけづくりをしてみませんか。