丸高蔵は1916年(大正5年)に清酒真澄を醸造していた宮坂家第十九代伊兵衛が「子供から大人まで誰にでもおいしく健康によい味噌醤油を造り、世の益にしたい」と高島藩高島城三の丸跡地で創業しました。「花伝」は、諏訪の気候、風土を活かしながら、味噌造りで最も大切な糀(米の花)を作り上げる技術をはじめ、代々受け継がれてきた伝統を基に醸造した、素朴であたたかい丸高蔵味噌の逸品です。原材料は厳選された国産米、国産大豆、伊豆大島の伝統海塩「海の精」を使用し、築百余年の味噌蔵で約2年の歳月をかけてゆっくり熟成させました。麹は、重要な製麹中の作業である「手入れ」を全て人の手のみで行い、丁寧に作り上げています。