2019年に催行し、大人気となった「御射鹿池と水の郷をめぐる日帰りバスツアー」。
国土交通省の「水の里の旅コンテスト」2019年 一般部門最優秀賞/特別賞「絶景賞」
も受賞したこの企画。
今年は、お客様が自家用車または路線バスを利用して、自分の予定に合わせて参加できる「ちの旅アクティビティ」になりました!
標高1500mの山中にあり、静かな水面が四季折々の風景を鏡のように映す御射鹿池。
日本を代表する画家、東山魁夷画伯の作品《緑響く》のモチーフとなったことでも知られています。
その美しさは「一度は見てみたい絶景」ともいわれ、近年、訪れる方が後を絶ちません。
そんな御射鹿池には、秘密があります。
この美しい風景は「天然の池」ではなく、人の手でつくられたものなのです。
農業に使うための水を一度溜めて、お日様に当てて温めるための「農業用温水ため池」。
冷たすぎる八ヶ岳の水をお米作りに利用するための、人々の知恵の結晶です。
御射鹿池の水を利用しているのは、標高1100mの「水の郷」茅野市笹原地区の方々。
今回の旅ではこの笹原地区にお住まいの方にガイドをお願いして、御射鹿池と笹原のまちなかを案内してもらい、山の郷ならではの知恵がつまった暮らしの話をお聞きします。
昼食は、御射鹿池のすぐ近くにある伝統の秘湯「明治温泉旅館」で、このプログラムのために特別に用意した「御射鹿池御膳」。水の郷笹原のおばあちゃんたちと共同で開発した、地元のレシピ満載のお食事です。食事のあとは「明治温泉」の日帰り入浴付き。
景観の美しさを眺めるだけでなく、より深く御射鹿池の魅力を知り、茅野に生きる人々が重ねてきた暮らしの知恵にふれることができる。
人と自然との関わり方にあらためて思いを馳せるような旅に、ぜひ、ご参加下さい。