長野県茅野市は、八ヶ岳の西側に広がる高原のまち。
なかでも標高1100mにある小さな集落「笹原」は、山に寄り添った暮らしと、冬の凍てつくような寒さが特徴です。
晴れる日が多く、冷たく乾燥した冬の気候を生かして、この地域では天然のフリーズドライとも言える「凍み」(しみ)の食文化が伝わっています。
凍り豆腐、凍み大根、凍り餅など、マイナス10度以下の世界でしかつくれない「凍み」の食材。
それらをふんだんに取り入れた「伝統のレシピ」を伝える地元のおばあちゃんと、凍みの食材も使った郷土料理を、教わりながらつくって一緒に食べる体験です。