農閑期の作業として兼ねてより、間伐材や鹿の角を利用したアクセサリーを考案していました。間伐材は山桜や檜等のストーブ用薪の伐採時の枝木等を利用します。鹿の角は鳥獣駆除等で出た物を譲り受け、切断・加工し作成します。特に鹿の角は一年ごとに生え変わることから、稲作が主流だった日本人にとって豊穣のシンボルとされてきました。その性質から福を呼ぶこむ縁起物と解釈する人も少なくありません。間伐材・鹿角共に柄や形、質感を活かし、ひとつひとつ手作業で制作した一点物になります。